ついで2014年06月04日 11:38

 ひとの感覚というのは不思議なもので、いままで知らなかった目新しいことを見聞きすると、それが「最終的な真実」だと思い込むことが多い。(せっかく新しいことを勉強するのにコストをかけたので、これ以上コストをかけるのは勘弁だ、という本能的な反応)

越谷先生の 漂泊かんねん 小貝川,福岡堰

 一日長距離を走っているとヒマでもあり、とりとめもなく色々なことを考えるが、暑かったり寒かったり、だんだんと疲れてくるしで、考えもまとまらず堂々巡りとなることも多いが、時として、いままで血肉となっていなかった知識や考えが腑に落ちる、ということがある。
 走るついでに(=コストゼロ)考えるのがいいらしい。

実感2014年06月09日 11:08

 東京から青森まで国道4号線を750km車で走れば、なんとなく百キロという距離の感覚や日本(本州)の大きさがつかめるが――。
 青森から三陸ぞいでも日本海側でも、数日をかけて南下して、たとえば福島あたりで国道4号に出たときに、あれっと思う。この交差点は見覚えがあるぞ、数日前にここを北に向かったなと気づいた瞬間、距離や広さといった数値を真に実感したような奇妙な感動を得る。

越谷先生の 漂泊かんねん 三陽メディアフラワーミュージアム

 時速20kmという速度はそのへんの街中を走っているママチャリでも当たり前のように出しているが、1時間で20kmの距離を走れるかといえばけっこう難しい。100kmの距離を5時間で走るのは相当難しくて、6時間や7時間でも大変だ。7時間なら時速は14kmそこそこだ。
 100kmの距離を自転車で走って、時速20kmという速度を実感する。

身土不二2014年06月12日 19:39

 世間の大方が、もうこの先の少子化をも前提にしているのが理解できないんだけど、社会的(=人工)状況と自然現象の区別がつかないのは温暖肥沃な気候風土が育んだもの。

越谷先生の 漂泊かんねん 高根木戸,飯山満

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